石 補修材

mani-ken2016-11-14


夏休みを終えてから、自作絵本制作の方はひたすらのキノコもどき作りが続き。
10月は休みがあると、そのほとんどを御影石の補修練習に費やしました。
補修屋になって20年以上になり、木部、アルミサッシ、鉄部の補修が身についたので、最後に石の補修もなんとかしたいと思ったのです。
(ステンレスの溶接補修とダイノックシート貼りは手を出すのをあきらめました。溶接免許もないし、シート貼りは何度かやってみたのですが、思い切りの悪い私は全くセンスがなかったです。)

以前セラミックタイルを磨けるようになりましたが、その後の現場ではいつも時間がないので、石やタイルは磨かずに、近い色の樹脂を埋めて平らにしたらツヤはあってないけど、そこで終りにしていました。
しかし、ツヤも合わせたい!!
ということで、まずは磨きだけをダイヤモンドパッドで100番から順々に番手をあげて御影石を磨いたところ、これは簡単に磨けました。
が、その後傷をつけて、石の補修材テナックスソリッドを埋めて磨いたところ、磨けるものの、補修剤が取れてしまうのです。
そこで、黒い接着剤やUVパテなども使って何度も磨きをしましたが、どれも補修個所が取れてしまいました。
補修材の強度が弱いのか?と思い、石を象嵌して磨いたり、補修材に石粉を混ぜて磨いたりしましたが、やはり取れてしまいました。
最終手段だ!と奮発してアケミLスペシャルとアケミホワイトを購入してみました。
試してみると、下の写真のように、一回目は取れてしまいましたが、何回かやり直しているうちに、加減をすればなんとか取れずに磨けそうになってきました。が、毎週末一日8時間以上ポリッシャーを回していたため、肩を痛めて休養せざるをえなくなり中断です。
他の素材も磨き加減で取れずに磨けるのではないかと思います。


アケミLスペシャ


アケミホワイト


テナックスソリッド




アケミLスペシャルを2か所に埋めました

200から300くらいで削りました

500から800くらいで磨きました

1000から2000くらいで磨きました

3000からバフで磨きました

コンパウンドで磨きました


近くでみると石の補修材を埋めたところが取れているのがわかります。