ナガシマのラッカー塗料

 仕事中は時間がないので、なかなか出来なかった実験。3月末から始めてもう1ヶ月が過ぎてしまいました。
 実験最終日は、ウレタン塗料とラッカー塗料の黄変の仕方の違いについて追求します。

 これでようやく造形遊びに戻れそうです。
 しかし、空前の不景気。今年はまとめて仕事して、まとめて休むスタイルはやめて、コツコツ仕事を受けつつ、制作を両立させたいと思います!


まずはベニヤを用意します。

面倒なので、シーラーによる目止めなど、下地処理を無視。
いきなり先日洗面台に吹いた、ネオウレタン無黄変ホワイトの残りを塗装し、さらに上塗り用の2液性ウレタンを吹きました。

2000番まで水研ぎをしたあと、ホワイト車用のコンパウンドで手磨き。
右半分がひと磨き、左半分はまだ艶消しです。

1回目のコンパウンドがけ。5分ですが、これだけで十分ひかります。

その後、電動ドリルを使って、コンパウンド3000、9800と磨きこみました。
やはり手磨きにはない世界が作れますね。
(写真ではよく分かりませんが…)

全面を磨いた後、ラッカークリア2種類で黄変を確かめるために、部分塗装をしました。
全面の6分の1、2箇所に部分吹きをして、再度磨きました。
2箇所(2回の塗装)で90分吹きと磨きにかかりました。
今後経過を観察し、黄変具合を確かめようと思います。

↑のナガシマのラッカー塗料は、ルアー用のもので、普通の木部用のラッカー塗料より硬質な感じがします。
塗装面が硬質な分、衝撃に耐えるのか心配です。


さてさて口径1ミリ以上のスプレーガンを使うとき、今までは最大空気圧力で(0.7Mpa)塗料をひと吹きしていました(ひと吹きでメーターがゼロになります)。
つまり、圧力の勢いだけで塗料を飛ばしていたのです。が、25リットルタンクが来てからは、0.2Mpaを確保出来るようになりました。
しかし馬力のないコンプレッサーしか使用したことがないので、標準の塗料のうすめ具合では、塗料の粒がボタボタです。
やっぱり大きい面の塗装は、塗装屋さんにお任せしたほうが良いですな〜。
馬力のあるコンプレッサーを使ってみたいな〜〜。