ラッカー塗料

 オレンジ色がくすみだしたのは、耐光性の問題か?それとも下地の黒味がだんだん浮き出てきたのか?
 黒って厄介だなぁ〜。その場は目に見えていなくても、どんどん黒味が広がっていく…。


以前はキャストの塗装にMrカラーを使っていましたが、塗膜が弱いので今はラッカー塗料を使用しています。
家具などの木部や鉄部用の塗料なので、塗膜が厚く書き込み向きではないため、柔らかくて薄めのラッカー塗料とほどよく混ぜないとノズル口径の小さいエアブラシでは、すぐに目詰まりをおこします。
リアラッカー黄変実験では、ゲンゲンのクリアが一番黄変が少なかったです。
今まで使ったことのあるラッカー塗料は、ゲンゲン、ワシン、浜二、アトム、ニッペ、カンペハピオ、大日本塗料、ユニオンペイントなどですが、それぞれに特徴があって面白いです。
リアルアニマルは、耐光性のよい家具用の顔料を使用しているので、くすみの原因は下地にあるのかもしれません。

くすんできた一番最初の塗装したトラのジョイント部分をエポパで埋めました。

下地が白いトラと、グレーのキャストにセピア色を塗ったトラを、比較しながら塗装しなおしてみよう!と思ったら、下地の白いトラを修正したプリモの焼きが甘くて、ラッカー塗料と反応を起こしていました。
明日は塗装した状態で、オーブンで焼かねばなりません。どうなることやら…。