鏡面仕上げについて

 
 今日も視界50%。塗装がつかないように、バンダナを頭にまいて、マスクとゴーグルをして作業にのぞみました。
 目がかゆくて、かゆくてたまらないので、研磨という単純作業でかゆみから気をそらす作戦です。
 
 さてさて、鏡面仕上げ続続実験です。今日は研磨剤をあれこれ使う実験をしました。
 

 細目、極細、超極細と、オーソドックスに軽く磨いたものです。

白はあんまり写りこみがクリアに見えません。が、よくあるマンションの下足や、クローゼット扉などの鏡面の質感を一から作ることが出来ました!

↑この3つがあれば大体磨けます。細目な感じのラビングコンパウンドと、真ん中は極細な感じのブリルグロー、右が超極細9800です。
 といっても、傷の深さやタイプによって下地が異なるし、下地によって塗料の吹き方も変わってくるし、塗膜の出来方によって研ぎ方が変わるし、それに応じて磨き方も変わるわけで、方法は傷次第で色々です。
 そんな訳で、鏡面仕上げは奥が深〜〜いっ! ですね。

 今回は10箇所程いろんな傷を作った部分にポリパテ埋め、硬化させて削り終わるのに20分。プラサフを塗装して、面を出すのに20分(その後、ウレタン塗装実験の為、何度か口径を変えて塗装を繰り返した事は省きます)、ウレタンで上塗り塗装をして、強制乾燥をし、水研ぎ完了まで1時間。ドリルを使用してのざっくり磨きが30分。先日のウレタンにカスが入り、荒いペーパーを当てた塗膜だったので、軽めの水研ぎでは表面の荒れが収まらず、必要以上に磨きに時間がかかってしまいました。どこかの工程で一度でも失敗すると、とんでもなく時間がかかります。失敗は許されないですね。
 その後は実験であれこれ表面に再度傷をつけては、いろんな研磨剤を使用して一日中磨き実験をしました。