紙粘土比較

mani-ken2007-04-25

 一昨日とその前の軽量粘土、樹脂粘土、石粉粘土に続き、紙粘土について少し。

http://d.hatena.ne.jp/mani-ken/20070415
↑こちらに各粘土のパッケージをまとめて撮った写真あります。


紙粘土

  • 創作粘土協会(ビジョン、MYナピア、ゴールドmyナピア)

 写真(→)の地面にビジョンを使用(これは塗装前です。コンテなどでの汚しがまだなので、地面ぽくないですね)。理由はユザワヤで量に対して底値だったから(笑)! 多めに買ってしまったので、広い地面に使ってみました。紙粘土は石粉粘土と比較すると総じてくいつきが良いです。石粉粘土のアーチスタフォルモなどはさらさらしていて乾いた粘土になかなかくいつきませんが(水多めで練ると乾きが遅くなるし)、紙粘土にはそういったストレスがないです。その半面、乾きは遅いです。乾くとビジョンはわら半紙みたいな感じで、それはそれで味があると思います。きめの細かさが、ビジョン、MYナピア、ゴールドmyナピアの順に上がっていきます。



 写真(↑)は作りかけのサイです。体のカサカサした感じを紙粘土で出せるか、試そうと思ってます。
MYナピアを使用中。顔は細かく作りこみたいので、スカルピーを使う予定。

  • CEC(白鳥、ホームスパン、シルククレイ)

 使い勝手(のばすと固くなる)が石粉粘土に近いため、石粉粘土比較のコーナーに入れてしまったけど、シルククレイは本当は石粉粘土より繊維多めの紙粘土です。“白鳥”は乾くとカチカチのツルツルで、真っ白になりましたが、のばしてつかったら乾燥時に(割れにくいとうたっているのに!)割れてしまいました。練りが甘かったのかしら? 安い紙粘土って乾いた時に亀裂が入りやすいです。ホームスパンは“はにわタイプ”を使ってみましたが、同じエンジの色ならクレイドのほうがツブツブしてレンガっぽい感じが出せるような気がします。
 とにかく紙粘土は他の粘土に比べると量に対して重さがあるので、買って持ち帰るのが一苦労。ネットで買うほど、大量に使うわけでもないですし。そんなわけで私はあまり使わない素材です。