タミヤ・エポキシ造形パテ

mani-ken2007-05-14

 以前、エポキシパテ比較の中で硬くて練るのを断念したタミヤのエポキシパテですが、春になり、気温も上がって暖かくなってきたので、リトライしてみました。



 そもそも緑色のパッケージの速硬化タイプ(6時間硬化)のパテは小さな模型屋さんで購入した時、すでにパッケージが古びておりました。なんでも硬化する素材は古くなると硬く、干からびてしまうものですよね(購入するとき、新しいのか確認しないと損します)。ですから、ハンズで買った新しめの高密度タイプと同時に使います。
 さて、手を温めつつ、新しい方の高密度タイプ(12時間硬化)を練り合わせてみましたが、やっぱり他のパテよりは硬いです。そして、べとつきが激しいです。他のエポキシパテは主剤がぼそぼそとくっついてきますが、それほど粘着する感じではありません。が、タミヤのエポキシパテは、パテ自体はまとまっているのですが、粘着力があって、素手で練ったら指の皮がもってかれちゃうと思う感じです。冬場よりは練りやすくなりましたけど。よーく練って温まってくるとわりと腰のない粘土に仕上がりました。そして、硬化してからも弾力を保ち、思いっきりしなります。ですから、細かい掘削やペーパー当ては困難。
 次に速硬化タイプを練りました。さらに老朽化が進んでいたので、カチコチ。ドライヤーを当てながら懸命にこねて、ヒレを作りました。こちらはそれほどしならず、掘削できますが、ほんの少し、他の馬パテなどと比べれば弾力がある感じです。
セメダインの製品もそうですが、なぜかプラスティック用のパテって弾力があるんですよね。粒子が細かくてツルッとしているけど、弾力あると細かく削れないから、結局使わないで劣化させてしまうのです。
とはいえ、タミヤのエポキシ造形パテはほとんど無臭!なので、臭いに敏感な人にはオススメの素材です。

http://d.hatena.ne.jp/mani-ken/20070503
他のエポキシパテについては↑も見てね!
http://d.hatena.ne.jp/mani-ken/20070618
↑気温があがってタミヤエポキシ造形パテが丁度よい硬さになりましたのでさらに使用感の訂正しました。


 ワニの製作は細かいところに入ってきたので、これから色んなエポキシで作って再びエポキシの使用感について深くつっこみたいと思います!