リキッドスカルピー、リキッドクレイソフナー

mani-ken2007-05-06

 暑くなってきましたねー。気温のせいで、硬めに作ってあるはずの混合スカルピーがゆるゆるです。
 シャープに形が取れないので、いったん鱗の突起部分を先に作って焼き固めた後、ベースを盛るという、二重作業をするハメになりました。冬は寒くて粘土が硬く練りにくくなり、それはそれで嫌なのですが、ゆるゆるは調整できないので困ります。


 さて、いったん固めたスカルピーにさらにスカルピーを盛るときは接着力をつけるため、リキッドスカルピーを固まったスカルピーに塗ってから盛り付けをしています。
 リキッドスカルピーの粘度はリキッドクレイソフナーで調節できます。
 リキッドクレイソフナーは放置してカチカチになったスカルピーを軟化して再生することが出来るのでとっても便利です。買ったばかりのスカルピーはやわらかいので、わざと放置して硬くしてから粘度を調節して使用すると作業がはかどります。
 粘度の硬い順に並べると、スーパースカルピー、プレモ、グレイスカルピー、ラバースカルピー
 ラバースカルピーは固まってからもゴムみたいに弾力がありますので、スーパースカルピーやグレイスカルピーのように柔軟性のないものに少し混ぜるとポキポキ折れずにすみますが、ほんのちょっと混ぜただけでもかなり柔らかめになってしまうので、私の場合は強度を出すためにプレモを混ぜています。



 左がリキッドスカルピー、右がリキッドクレイソフナーです。


 とはいえ、粘土作業は冬の方が向いてると思います。強制乾燥させたいときは電気ヒーターを使って温度調節すればいいですし。でも、昨今の夏の暑さは、冷房(エアコン)ごときでは手の熱も粘土の温度もなかなか下がらないぐらい、厳しいです〜。いやはや\(><@)/