ワニの種類

　先週、やっとワニ製作に戻れる！と思った途端、風邪ひいてしまいました。そのせいで大好きな酒(笑)も一週間飲めずにいます。でも、熱はないので、ボチボチとワニに手をつけました。今は下半身の鱗作りにかかっています。

　ワニ作りに着手したとき、最初の2週間のほとんどをデッサンに費やしました。フルスクラッチに必要なものは、第一にデッサン力ではないでしょうか。実はそもそもワニにそんなに興味がなかったので、ワニの後ろ指は何本？から始まり（結局、バナナワニ園に電話して教えてもらいました）、調べれば調べるほどワニの世界は深〜い！　例えば、シマウマ等は2、3種類ぐらいなのに、ワニは23種類もいる始末……。手をつけてから後悔する事しきりです(笑)。
　その後、ケーブルテレビのアニマルプラネットの「バー教授のクロコダイル調査隊」を録画して、何度も何度も見ました。名場面はチャプター入れて永久保存！
　ワニにはアリゲーター科のヨウスコウアリゲーター、ミシシッピーアリゲーター、メガネカイマン、パラグアイカイマン、クチビロカイマン、コビトカイマン、クロカイマン、ブラジルカイマン、ガビアル科のインドガビアルがいます。後は、クロコダイル科のアメリカワニ、フィリピンワニ、モレレットワニ、ナイルワニ、ニューギニアワニ、ヌマワニ、イリエワニ、キューバワニ、シャムワニ、コビトワニ、アフリカクチナガワニ、オリノコワニ、オーストラリアワニ、マレーガビアルがいます。
　いろいろ見た中で、個人的に好みなのはオーストラリアワニでした。口が細長くて、鱗の色が美しい！　なのになぜナイルワニ（私が作っているのはナイルワニです）を選んだのかと言うと、正直、リアルアニマルを製作するにあたって、一番好きなオグロヌーを作りたかったのですが、あまりに地味なので、とりあえずその捕食者であるナイルワニから作ろう！と思ってしまったのです。
　私は動物のなかではレイヨウ類を一番に愛しております。どうにも角に惹かれてしまうんですよ。「ヌーの捕食者ならライオンもいるだろう！」とつっこまれそうですね(笑)。ライオンもそのうち作るつもりです。

http://d.hatena.ne.jp/mani-ken/20070604
↑こちらに18種類のワニの写真があります

↑こちらは5/20現在、製作中のナイルワニです