混合スカ2

 ワニのときは、スカルピー多めでプリモ少なめの混合スカを使用していました。
 トラの毛を掘るに当たって、いろいろ実験をしてみました。


プリモ1に対して、スカルピー3、2、1・5、1と、プリモ2:スカルピー1の5種類を各200gづつ作りました。
そして、低温でじっくり焼く、130度でさくっと焼くなどして実験しました。
分かったことは、プリモはゴムっぽくて腰があり、皮のように薄い形を出せるが(スカルピーに混ぜると、コシが出る)焼くと弾力があるので、切削しにくい。
スーパースカルピーは、厚みのある感じで、ヘラでの形出しが、しっかりシャープに出来る。しかし焼くと脆い(焼きが甘いのか?)。グレースカルピーは可塑剤が多めな感じで、スカルピーシリーズの中で、一番油粘土に似ていて、あまりコシがなく、フニャっとしている(練るときの触感が、スーパースカルピーにラバースカルピーを混ぜたような感じがする)、そのせいか焼いたあとは、スーパースカルピーよりもやや丈夫で、コリコリ削れる。
混合比については、結局可塑剤の多い少ないで、形の出しやすさは変わるし、焼き加減で切削具合もかなり変わるので、なんとも言えません…。
まだまだ勉強が足りないっす。

今日も少し毛をつけました。
しばらくは、少しずつドライヤーでかためて、作業を進めます。